花屋、転職。

花屋に転職して、

一番かな、心に残ってる接客。



高校生かな、

グループで来店して、


友達が、亡くなってしまったので、

お花を!って。




なんとなく、花屋って、

ハッピー系の事ばかり思ってた、

想像力が足らなかったというか、

僕はね。



ギフトも、送別も、


お誕生日に花!


とか、


イベントに花!


とか。




その時のお客様の接客してて、


僕、当時、入ったばっかりで、

自分では花を作れなかったんです。

僕が選んで、

先輩に渡して、作ってもらう。

みたいな。




お客様が、


「優しい人だったから」

って言って、


優しい色の花みて、


なんか違う!

って。


「元気な人だったから」

って、


はっきりした色の花見て、


なんか違う!


って。



あたりまえだよね。


高校生。


仲間が、亡くなってしまって、


その人を思って、花選んで、


選べないですよね。


たくさんの感情があって、


あたりまえだよね。


僕も、想像力が足りなかった、

知識も、技術も。。



すげー毎日、楽しいのに、


ずっとバカ言って過ごしてるような、


部活に明け暮れてるような、


そんな時に、突然仲間が。。ってね。



その時、10人ぐらいかな、一緒に来てたんですけど、



みんな、店出ちゃってて、


結局、1人の子が、ずっと、花選んでて、


僕もいろいろ見せて、


違う違う、って。



その子の、大切な、仲間だったんですね。。。



ずっと花選んで、、



花は決まって、

花束は出来ましたが。。。



きっと、足りなかった。

その時も思ったし、



その子の、思いを、


表現出来て無い。無かった。。




その時に、、


また新たに、


花への決意が決まって。



これは、一生懸けようと。


というか、



なんというのか、


これは一生懸けないとって、




生半可な気持ちでやるものでもなく、


生半可な気持ちで出来るものでもなく、




本当に、大切な、仲間が、、、


って時、



お客様の気持ちを、


全部表現できるように!!って。


プロポーズだって送別だって、


贈る人の、贈られる方への気持ちを、




少しでも伝えられるように、


全部伝えられるように、



今なら、もう少しだけでも、

お客様の気持ちを、

表現できるかもって、思うけど、




やらないと。




そんなこと思いながら、


花屋やってます。


日常の花も、


特別な時の花も。

宙花sorahana

世田谷区中町駒沢通り沿いの花屋、 宙花~sora hana~です。

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